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人材の有効活用と現場改善

関西ものづくり支援パートナーズ

少子高齢化の影響もあってか、昨今は製造業の現場でも人手不足が課題となっているという声をよく聞きます。人材採用に直接的に影響しないかもしれませんが、現場の改善はこういった課題に対しても有効に機能する部分があります。

例えば、作業の標準化が進んでいれば、曜日によって担当する作業者が変わっても同様の作業内容を維持しやすく、品質を確保しやすくなりますし、新しい人材がその作業を担当することになった時に、標準を用いて教育することも可能になります。

また、5Sができている現場であれば、新しく担当することになった人材でも、道具の置き場所がわかりやすかったり、ワークが見つかりやすかったりするので、戦力になりやすいという側面があります。これは、その会社に新たに加わる人だけではなく、社内の別の部署から多能工化や人事異動で来る人にとっても同じことが言えます。

つまり、これらの現場の改善活動が進められている会社は、人材を社内で柔軟に活用しやすい環境ができていることになり、それが人手不足の問題を緩和する方向に作用するといえるのです。

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